『アドベンチャーランドへようこそ』『モテキ』

[ネタばれ]大学出たての冴えない男子が、バイト先の遊園地で出会った女の子と親しくなる。しかしその女の子は別の既婚者とも付き合っていた。それを知った主人公は浮気してわざわざ彼女に告げる。というわけで、 恐らく「モテキ」のプロットはこの映画が由来であろう。本稿ではこの二つの映画の比較をしてみたい。*1
両者とも、主人公の男の子の心情を代弁する形で、そのストーリー上の同時代のポップソングが流れる。
アドベンチャーランドへようこそを観て真っ先に気付く点は、登場人物の着ている服がダサいことだ。この映画が設定している1987年の服装を再現した結果、痛い格好をした登場人物がディスコに行き、場末の飲み屋ではダサいバンドが演奏している。メイキング中で監督やキャストが言及しているように、「過去は恥ずかしいものである」という製作者の意図が貫かれている。言い換えれば、対象との距離が常に保たれているのだ。

*1:宇多丸氏のシネマハスラーで『モテキ』が取り上げられた際(参照:http://www.nicovideo.jp/watch/sm15841876)、このことに対する言及がなかったのが本稿のきっかけ。

人と水牛

水曜WANTED第二十五回経由で坂本龍一サウンドストリートの存在を知った。
今日はサウンドストリートのうち高橋悠治ゲストの回(民族音楽特集ではない)
を聴いた。どちらも80年代前半のものだ。
高橋悠治という人はコンピュータを使った音楽にアメリカで60年代から取り組んでいた。その辺の来歴を悠治さん本人が語っていく。題の「人と水牛」は、番組のなかでオンエアされた曲のタイトルである。
時は下って2005年、その出だしの部分、坂本氏がゲストの悠治さんを紹介するところに混じって菊地成孔大谷能生が入ってくる。平たくいうと、東京FMの番組で20年前のNHKFMの番組を流して、パーソナリティの二人がフォレスト・ガンプ宜しく坂本&高橋(幸宏さんではない)両氏に混ざってしゃべり、ツッコミを入れていくということである。

Processing

「Processingをはじめよう」

Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)

Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)

なる本をサンプルコードを試しながら読み終わった。
11章、3Dグラフィックあたりから、コードに何の説明もなしに新しい3D用の関数が登場し、消化できずに流した。
この本だけ読んでも何も出来る気がしないので、もうちょっとProcessingの本を読んでみよう。

ここ一年でなにをしたのか

溜まった書類を整理したところ、ここ一年の行動の記録になっていたのでこちらに掲示

井上育英会食事会・数学・ケネスアンガー上映会観る・3月末春の吉田寮祭りにスタッフとして参加・ダム女で西洋音楽史の講義を受講・吉田寮PAイベント企画と頓挫・神陵の新歓と各種手続き・オリエン京都府指導者講習会・補特Cパンフ作成・PC講座の寸劇台本作成・神陵ヨットクラブの船検・PCカンファレンス出席

何をしたいのか整理する必要がある。